ホールダウン金物
木造とはいえ、その構造強度については、法の上でも厳しきなってきています。その中でも基礎はもちろん、基礎と土台(建物本体)とのつながりは重視されています。木造自体の強度が金物や構造用合板を貼ることで強くなってきますと、家は基礎とのつながりが悪いと地震や強風で家が基礎から外れてしまいます。そこをこのホールダウンという金物でしっかりつなぐのです。この金物は、基礎の中にも深く入っており、土台を通して柱(強度上必要な柱のみ)に取り付きます。横にも頭だけ見える金物がありますが、これは、土台と基礎をつなぐアンカーボルトです。これも必要な金物で二つを併用しなければいけません。また、適当に入れるのではなく構造計算上必要な場所に取り付けます。金物の大きさも強度によって変わってきます。見えなくなってしまうところですが、そこに地震対策が隠されているのです。
投稿者 Toyoshima : 2007年06月22日 15:09
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