リフォーム和室
ここでも、リフォームの難しさをお伝えしたいと思います。もともと和室で、その雰囲気を残すために、見えている柱、長押等の部材をそのままにしておく予定でしたが、建物がやや傾いており、そのため、天井や床を水平に作ると長押(窓上の幅広の材)や廻り縁(壁と天井の見切り)、窓枠 が曲がって見えてしまいます。壁も倒れたように見えるので直さなくてはいけませんが、家ごと建て直すわけにはいきません。そこで、なくなく各部材を取り外し、新規に入れなおしているところです。家は、古くなれば多少はゆがみます。そこで直し方によっては、かえって曲がって見えてくることがあるのです。このようになかなか見えてこないことや、ちゃんと仕事をしてもかえってそれがおかしく見えることなど、リフォームはいろいろあるのです。
投稿者 Toyoshima : 2007年01月31日 11:11
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