通気と透湿シート
屋根下地でも説明しましたが、透湿シートを貼ったところです。これは、湿気をいれずに内部の湿気を出すという防水も兼ねたすぐれものです。最近どの建物でもほぼ使われているように見受けられます。大事なのは、ただ貼ればよいというわけではなく、シートとシートの継ぎ手は、15センチぐらい重ね貼りして(その時は、上のシートがかぶさるようにします)、専用のテープで留めます。繋ぎ目が開いていたり、重なりが少ないとそこから湿気が入る可能性もあります。これは、壁でも同じ事をします。なぜそこまでするかというと、シートの上に木が何本も打ち付けてありますね。この気の厚み分が通気層になるのです。この通気層は、外壁からつながってきますので当然湿気もとおります。そのために透湿シートを貼って湿気や万が一の雨漏りに対応するようになっているのです。通気層の効果は、ブログでもHPのコラムでも何度となく説明されていますし、最近の住宅では良く取り入れられていますのでご参照下さい。
投稿者 Toyoshima : 2006年08月28日 16:25
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