接合完了
柱と梁、梁と梁が隙間無く接合されています。金物がついているという状態もわかりにくい仕上になっていると思います。また、この金物を使用するに当っては、できれば、集成材といって、材木を何層か合わせた材料を使うことが条件となります。集成材自体強度が無垢材よりも高いというのもありますが、乾燥していて狂いが少ないというところが一番です。材木がねじれていると金物の接合がうまく出来ません。ほぞなどの在来の伝統的な工法もとても大事ですし、残していかなければならないと思います。ただ、この点については、大工の技術、材木市場の現状など複雑な問題が絡んでくるので、コラムや他のブログで追及していきましょう。
投稿者 Toyoshima : 2006年08月25日 16:07
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