03月31日
鉄筋が設計どおりに入り、コンクリートを打ち込んでいます。ポンプ車を使っていますが、現場の状況によっては、人力だったり、クレーンを使ったり様々です。都内は場所が狭かったり、道路に車が止められなかったり非常にやりにくいところが多いのが現状です。基礎工事の業者さんは大きい車や機械を使うため苦労しています。ご苦労様です。
投稿者Toyoshima : 2006年03月31日 09:04
基礎工事でコンクリートを打ち込む時に、現場で任意にコンクリートを採取し、写真のような試験器にかけます。その場ですぐに結果は出てきません。これから4週間後にコンクリートの圧縮の強度などの検査があり結果が報告されます。現場ではなくコンクリートの工場で検査することもありますが、役所に提出したり、実際に打ち込んでいるコンクリートの数値を出したいとなると第3者機関によって現場採取となるでしょう。これはなぜやるかというと設計時にコンクリートの強度が指定されます。その数値どおりに(実際は、気温なども考慮して強度を増して発注しますが)強度が出ているかを検査します。他にも鉄筋の太さや配筋の状況を測定します。
投稿者Toyoshima : 2006年03月31日 09:02
03月30日
基礎の鉄筋配筋の状況です。今回は3階建ての為、鉄筋の量が多く入っています。あたりまえですが、基礎は、大事なところです。マンションやビルとは違って、木造の住宅の場合、鉄筋やコンクリートを使用するところは基礎だけです。ここで、今問題になっている鉄筋の量やコンクリートの強度を変えてしまうようなことがあると、大変なことになります。お施主様のデザインや機能などの要望を満たす建物を作ることも大事ですが、見えなくなるところもちゃんとやることこそ(全体的に)、施工業者の勤めと思っています。(ちょっと、かっこつけすぎ?でも、本当です)
投稿者Toyoshima : 2006年03月30日 14:31
基礎の立上りのところに黒いゴムの板が入っているのがお分かりでしょうか?止水板といって、コンクリートの打ち継ぎのところに入れる材料です。今回の基礎は、底盤と立ち上がりの2度に分けてコンクリートを打つため、どうしても継ぎ目が出ます。廻りの地盤よりも5センチほど上がったところではありますが、万一水が入らないとも限らないので、その時の水のストッパーと考えてください。
投稿者Toyoshima : 2006年03月30日 14:29
03月27日
基礎工事の段階でコンクリートを打つ前に黄色いビニルシートを敷きます。これは、気密シートというもので基礎下の湿気を上げないための工事です。シートは、いろんなメーカーから出ていますが、厚みや機密性がいろいろあり値段も違います。このシートは厚めのものなのでなかなか破れません。
投稿者Toyoshima : 2006年03月27日 20:51
03月24日
基礎工事に入りました。重機を使って地盤を掘っているところです。基礎は当然地盤よりも深く入っています。そのために地盤を掘って基礎の下地を作っていると考えていただけるとわかりやすいでしょうか?この時、地盤がどんなな状態か見る事が出来ます。弱かったり地下水が近ければ雨でもないのに泥のような状態です。赤い土が出ると地盤も固いかなということがわかります。基礎工事の業者さんにその状態のコメントをもらってもよいでしょう。
投稿者Toyoshima : 2006年03月24日 11:20
03月13日
今までの中で初めて紹介する工事ですが、地盤の状態を測定しているところです。基礎を工事する前に3〜5ポイント(予算によって数が変わります)測定します。ここでは、スエーデン式サウンディングという方法です。簡易でコストも安い点があります。地盤の固さや、どれぐらいの深さで固い地盤になるか、地下水の位置等を調べます。今回は、良い地盤だったので問題ありませんでしたが、もし弱い地盤の場合、建物の大きさによっては、杭を打つか地盤を改良するかなどの処置が必要になってきます。以前はあまり地盤の調査は、一般住宅ではやりませんでしたが、将来を考えると、いくら建物自身が強くても地盤が弱くては、地震のときに倒壊してしまうこともありますから、出来れば簡単でも調査した方がよいかと思います。また、役所に行くと近隣で調査した建物(マンションや公共施設など)があれば、データを見る事が出来ますので、それを参考にしても良いでしょう。
投稿者Toyoshima : 2006年03月13日 12:16
03月09日
工事用の電気を引き込むための柱を建てているところです。白いボックスには、ブレーカーがついており、ここから工事用の電源を取ります。工事前にはいろいろ準備があるものなのです。
投稿者Toyoshima : 2006年03月09日 13:31
M邸完成外観です。もう住んでいらっしゃるので自転車やらバケツが置いてあります。曇った時に写真を撮影したのでぼやけていますが、晴れたら外壁の色が鮮やかなオレンジ色です。廻りにサイディングやタイルの壁が多いのでひときわ目立ちます。植木などが出来るともう少し華やかになるでしょう。
投稿者Toyoshima : 2006年03月09日 10:55
03月08日
M邸の新築工事も終わりました。今回からは、また新しい現場のご紹介です。間口が狭く細長い3階建ての住宅です。工事の進め方は同じでも一軒一軒デザインや住まい方が違うので別の面が見られるでしょう。特に構造では、間口を大きくとるためJフレームという門柱型の構造を採用します。
投稿者Toyoshima : 2006年03月08日 17:03
03月04日
道路境界にブロックを積んでいるところです。お施主様の意向でブロックは1段のみで塀というより仕切りみたいなものです。あとは、植木などで目隠しされるようです。目隠しは、他にブロックを高く積んだり、ある程度の高さでアルミのフェンスにしたりします。ブロックも化粧ブロックといって色のついたものや表面が加工されたものがります。フェンスもメーカーによってデザインが多様です。ブロックの上からモルタルを塗ったり、タイルを貼ったり、塗装したりと周囲との調和も考えた仕上が良いでしょう。
投稿者Toyoshima : 2006年03月04日 09:50